Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/yuinoie0824/love-people.net/public_html/wp-content/plugins/wordpress-ping-optimizer/cbnet-ping-optimizer.php on line 533
心理

娘よ、これ俺なの?・・・お化けのQちゃん?・・・

はじめに

 まだ若い頃は、父親が家庭で連発するギャグに多少苛立ちがありました。「寒い」「しらける」「笑えない」を兄弟で繰り返し父親に訴えても、やめるどころかエスカレートしていったように覚えています。どこで覚えてくるのか、思いつくのか分かりませんが、父親は誰も受けないことを確信犯のように仕掛けてきてましたね( ;∀;)普通、受けない・笑わない・振りむかないが続いて周囲がウンザリすると、人間って心が折れるもんだと思いますが、皆さんはどうでしょうか?

 私も娘二人がいる家庭の中年親父になり、あんな父親みたいな感じになるのかなぁなんてたまに考えたりします。なりたくない反面、なんで”親父ギャグ”を言わなければその場を去ることができなっかったのか・・・を今回考えてみました。

 なんでっ!くだらないでしょ!と思われる方が大多数でしょう。でも実は中年親父のなんとも人間らしい哀愁ただよう心理が切実にからんでいたのです。ちょっとだけお付き合いください。

親父ギャグの切ない心理

 私の実家の親父エピソードは上記のようなかんじでしたが、実は他の家庭でもほとんど同じような”親父テロ”は勃発していました。帰宅した親父たちが各家庭で連絡を取り合うわけでもなく、同時多発テロを実行していたわけです。女の子友達の家庭の話を聞いていると

「うちのお父さんがさぁ、昨日の夜もギャグ飛ばしてきてさぁ、マジこっちもイラっとしてんのに勝ち誇ったみたいにドヤ顔で笑ってるわけ。しかもそのドヤ顔でこっちの方まじまじ見てくるからさ、マジ はぁっ!?ってなってさ・・・」

 俺の父親だけじゃないんだぁ・・・って安堵してた反面、なんか父親たちの仕事の苦労を知っている分、切ないような申し訳ないような感じでした。人 と 心理 仕草 ①から紹介し続けている本でも、親父ギャグはちゃんと拾われていました。

 周囲にうんざりされてもめげずに粘る”親父ギャグ”の心理の根底には、注目を浴びたい愛されたいという思いがあるらしいのです。私のような中年男性が社会で目立つには、際立つ容貌でお金をかけたセンスのいいファッションをまとい、役職もついて仕事もできて、部下からの信頼も厚い・・・こんなにも高いハードルが立ちふさがっているのです。( ;∀;)

 しかも、中年男性は大抵、家庭での存在も希薄です。世の中のお父さんは、仕事・ノルマ・接待・残業に打ちのめされているというのに・・・家庭内でも陸の孤島と化しているのですよ。深夜遅くまで接待だった時、家庭での冷たい目線の刺さること刺さること・・・それでも朝から痛む頭に手をあてて仕事に向かう父親の群れ。

 いつもより早く帰宅し、機嫌よく晩酌を始めた父親は、だんだんテンションがおかしくなってきます。そして日頃の蓄積したフラストレーションと親父臭い・ウザいと遠ざけられる自分の存在に疑問が沸き始めるのです。

(家庭は、自分と奥さんと一蓮托生となって構築してきた唯一の憩い場所、いやそのはず!)

(ちょっと母ちゃんに話を始めようにも至らない事言えば噛みつかれるし、思春期の子供らについていけるネタはないし・・・俺の同僚が呑み会の時に連発しているアレやってみるか!?ん・・・なんだったっけ??あぁそうだそうだ、あのダジャレ!)(”ω”)ノ

 誰だって自分という中年男性の存在をアピールしたいのです。人として生きている限り、突き詰めていけば”愛されたい”わけです。親父ギャグのボタンを押している本人達は、それがテロ爆発のスイッチだと微塵も思っていません。だから、そのスイッチをノールックで押しにいく。

 私は父親のそんな気持ちと寂しい背中を察することができなかった。なんで分かってやれなかったのだろう。同じ男なら察してやればよかったと思います。日頃の親父ギャグと余計な節介にイライラした私は、父親と言い争いになりました。そのときの親父のセリフ・・

「お前も親父になれば、分かるんだよ!」

 そのとおりだったぜ、親父!(ノД`)・゜・。

まとめ

 時代は変わっても、いつもどこかで中年親父がギャグを飛ばしている世界。平和な証拠です。しかし、時代が変わったことによって、皆スマートホンを1人1台持っています。そうすると家庭に帰りたくない父親の群れは、ある選択肢を持ちました。”帰らない”という選択肢です。

 残業で職場に残り続ける父親もいれば、帰宅途中のコンビニや深夜営業スーパーなどに車を駐車し、スマートホンでネットサーフィンしたりゲームしたりして、しばらく帰らないのです。ネットカフェで一夜を過ごす人もいます。

 そうやっているとき初めて父親たちは、仕事と家庭から解放されて安らいでいます。どこに呑みにいくわけでもなく、お金を消費するわけでもなく、家路を彷徨う。夜のコンビニをさりげなく見てください。増えてきてます。

 人が人と話することを必要としなくなった時代ですが、こういう現象は警鐘の一つだと思っています。やっぱり、親父ギャグの一つでもぶっ放して、存在アピールしてた方が楽しいし(周囲は迷惑)、多少なりとも人の記憶に存在として残るんじゃないでしょうか(/ω\)

電子書籍プレゼントキャンペーン