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妻は、女であり、母であり、小さな女の子だった①

はじめに

 ”妻”・”奥さん”・”嫁”は、夫婦といえど他人です。なぜ赤の他人と区別するまでの感情に至るのかはわかるような気がします。そしての文言が長い歴史の中で常駐化していることは、未だに数多くの夫婦が関係性に悩み続けているからでしょう。

 わたしがこのタイトルで記事にしようと決めたのは、3か月も前のことです。タイトルだけ先行して、どうしても内容に切り込めなかったのは、私も夫婦とは何?に悩む一人だからです。考えても、察しても、策を練っても、簡単に解決する代物ではありません。

 あなたも既婚者であれば、一度は同じ疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか?特に子供が生まれてからの夫婦関係に係る変遷は、大きく波打ったことと思います。

 産後クライシスという言葉が聞かれるようになって長くなりますが、その認知度が向上しているにもかかわらず、産後の離婚率が減少しているわけではなさそうです。それだけ難しい夫婦の課題なんだと思っています。

 私は、夫ではあるけれども男です。女性のホルモンバランスとメンタルの関連性を学習することはできても、体感することは不可能です。

 そういう中 真の意味で、妻に寄り添うことはできませんし、共感することができません。できることと言ったら、何でイライラしているのか?体の具合がどんな風に悪いのか?などのようなことを聞いて理解を示して、妻がやって欲しい家事や育児をサポートするほかありません(妻がやって欲しい家事と夫が気づいたサポートすべき家事は、全然違うことがあるので注意です)。

 でも逆にそれは妻も一緒でしょう。私がなんでイライラしているのか、どうして体に不調を訴えているのか、家にいる間本当はどう接して欲しいなど知る由もないのですから。

 男と女では、まず脳内が違うということは、約20年前から知っています。知っていようがいまいが、中々夫婦のすれ違いにお互いがアプローチできない理由は、非常に複雑なようで、本当はシンプルなのかもしれません。

 同じ価値観を共有して結婚したはずの沢山の夫婦達。でも離婚理由の主な理由は”価値観の違い”・・・記事の数をこなしながら、少しずつ夫婦ってお互いが一体何を求めているのか?離婚というカードを切らずに数十年を過ごせる方法なんてあるのか?といったアプローチをしてみたいと思います。

 そうです、私は記事をあげつつ、私も一緒に模索することになります。私も夫婦間の問題を解決できていない一人ですから。

出産後の妻たちを思い返す

 妻たちが結婚してその間もバリバリ働いている間は、まだ夫たちも救われているかもしれません。しかし、妊娠・出産を経た後、妻たちは長期間の育児とさらに増量した家事をハンデを負った状態でこなさなければなりません。

 結婚後、家庭に専属的に入った専業主婦たちは、世界から隔絶された状況にもおかれてしまいがちです。勿論、積極的に外へ繰り出したり、外へ向けてSNSを発信したりと忙しい奥さんもいらっしゃいますが、ほとんどがそうではないと認知しています。

 妻と子供とのマンツーマンは、夫たちから見れば幸せな母子そのものです。でも妻からの視界は、四六時中子供にかかりっきりで実世界から取り残された感覚に陥り、孤立してしまいがちです。

 妊娠または出産後から体質・性格も変わりますし、体調もすぐ戻るわけではありません。その回復途中で、区切りのない育児と家事に追われながら毎日毎日を孤独感に覆われながら生きています。既にこの時点で夫たちの認識はずれていると言っていいでしょう。

 夫たちと言えば、子供が生まれて家族が増えたことを妻たちが出産して初めて体験し、全てが初めての経験です。かと言って自分たちの体調に変わりはなく、何をどうサポートすれば良いのかもわからず、出来ることと言えば、社会が求める男として仕事に出かけることです。育児休暇など取れる風潮でもありません。でも新しい家族のためにと奮起して重たい体を起こして勤務先へ向かいます。

 お気づきでしょうが、夫婦たちのすれ違いは、お互いに相手を見るための視点が異なっています。別に間違いがあるわけではありません。最初は新鮮さと家族愛に包まれて良い感じなんですけど、人は慣れてしまうとそれが当たり前になってしまいます。本当は夫婦共に認識がずれていることに気付かないまま、毎日蓄積している問題に中々気づくことが出来ません。

 夫たちは男たちです。身体的にも体力的にも女性に勝ることがほとんどですから、女性に百歩譲って考えてみます。レディーファーストは、結婚後も一緒ですからね。

 出産後の妻たちは、自分の栄養を胎児に与えながら、男が体験したら痛みに耐えきれず”死ぬ”と言われる出産をするわけです。戦場で負傷した人が、そんな簡単に元の体へ戻るはずがありません。妻たちは失った栄養成分や血液を徐々に取り戻して行きますが、プロラクチン(ホルモン)分泌が維持されている状態です。プロラクチンは、妊娠を維持したり、母乳の分泌を促進したり、出産後の母体回復など赤ちゃんを育てる上で重要な役割を果たすホルモンです。同時に赤ちゃんを守るために攻撃的になる作用もあります。妻たちが意図して、夫たちへ攻撃的になっているわけではないということですね。

 そんな状況の真っただ中で、赤ちゃんに授乳させ、1日に何度もおむつを替え、泣いている理由も分からず何とかあやして、寝かせつけて、寝ている間に出来なかった家事をして、子供を連れて買い物に行って、そうこうしていたらまた赤ちゃんが泣きだして・・・。寂しい・・・。

 誰かとコミュニケーションを取りたくても中々取れない。でもコミュニケーションが取れない疲れた夫は仕事から帰ってくる。イライラするけど仕方がない、どうしようもない・・・体の不調・不満・ストレスが、幸せそのものだった出産祝いモードからあっという間に変わり果てたダークサイドモードになるのかもしれません。

出産後に取り残された夫たち

 夫たちは、出勤、出張、帰宅先で見かける赤ちゃんを抱っこひもやベビーカーで連れて歩く女性たちを見て、自分の家庭を思い出します。大切な存在を愛おしく思う瞬間です。そして(頑張ろう!)なんて奮起したりするものです。

 そもそも自分の体に胎児を宿すことのない男たちは、妻たちと比べて約10か月も新しい家族の受容メンタルが遅れています。妻たちはイライラするかもしれませんが事実です。学校や社会生活で学んだことも実践したこともないことに、ほとんど躊躇してしまいます。初産の赤ちゃんを抱っこする夫は、ぎこちなく不安いっぱいなので、以心伝心して赤ちゃんもすぐに泣いてしまいます。それが初めて父となった男たちだと思います。

 妊娠中や出産後の妻たちが悩んだりイライラしたりする様子を見て、(一体何が起きてる?)(何か気に障ることを言ってしまったのか?)(何が足りてないのか?)と仕事モードで模索します。

 いつだって男たちは、次の仕事の段取りを考えていますし、問題があれば”解決方法”を考えようとします。妻たちからすればまったく見当違いなことを思っているのです。

”どうやって解決しよう?”、”何かいい方法はないのか?”

 真剣になると仕事モードですから、妻が求めてもいないプレゼントを買って帰ったり、しなくても良い家事を始めたり(やってる本人に悪意がないから厄介ですが)、家に帰ると妻はイライラしているからそもそも家に帰らず寄り道したり・・・

そもそも今精一杯の妻たちからすれば、早く解決して欲しいのではなく

”気持ちに寄り添って欲しい”、”共感して欲しい”、”一緒にいて欲しい”

というシンプルな窓口を用意して待っているだけなのかもしれません。その窓口を通らず、見当違いな入口扉をノックして回る夫たちにイライラしてしまうのではないでしょうか(でも夫は必死なのは分かって欲しいです)

 でもそれを察することがどうしてもできないのが男です。そればかりか、夫として良いサポートをしたつもりなのに、逆にイライラされたことで夫も神経を逆なでされ、日ごろの仕事ストレスまで回帰してしまい、しなくてもよい夫婦喧嘩に発展してしまうものです。なぜイライラされたのか?それは、して欲しいことでもない上に、”してあげた”・”してやった”感が夫の語気と表情に出てしまっているからだと思います。私がその経験が多数あるので、注意してください。

 もともと男性は、女性のように沢山の会話でコミュニケーションをとるわけではないから、社会の中で雰囲気を言葉なく察することは出来ても、何という言葉を当てはめていいか分からないのが男ではないでしょうか?女性が思うピタッとはまる言葉をサラリと出せる男性は少ないです。

 女性は、相手の表情を瞬時に読み取る能力にたけているばかりではなく、言葉にも繊細です。妻たちが妊娠または出産後にかなり気を付けなければいけないシンプルな結論は、

①妻たちの気持ちへ理解と共感を示す(解決策と結論は不要)

②共感を示した上で、何をサポートすれば良いのか聞いてみる

で、大方のことはクリアされると思います。そうすると、妻たちもふと一人になったときに(何であんなひどいことを言ってしまったのだろう・・・)と考えるかもしれません。その後悔と罪悪感が押し寄せたときに、初めて

・夫は毎日朝から晩まで残業までして家族のために働いている

・夫なりに優しさから見当違いなサポートをしたのかも

・夫も初めてのことで、分からないだけのことなのかも

などと思えるようになると言ってもいいでしょう。それぐらい、小さく閉鎖的な世界の中で子供と自分のことで いっぱいいっぱいになってしまっているということを夫たちは理解しないといけないのです。

まとめ

 どうしても、あんなひどい事を言う妻の気持ちに寄り添えないという夫もいるでしょう。純粋な優しさからサポートしたつもりが、とんでもないことを言われた・・・。夫は、原始時代から帰りを待つ家族のもとに狩猟・収穫した食料を持ち帰り、尊敬され自分の自尊心をもってきました。今もその性質はDNAの塩基配列に残っていると思います。

 大切にしている家族に褒められたい、尊敬されたい、存在意義をしめしたい、という男性のシンプルな欲求だと思います。でも、それは女性の気持ちが分からない男性同様、女性にも分からないのです。

 時代は、たった1年経過しただけでも大きく変化する時代です。家族や夫婦の形も変化適応させなければ、夫婦関係自体がもちません。

 でも夫たちがやるべきことは、難しく複雑なことではなく、シンプルなこと。理解と共感を言葉で表だけです。例え分からない場合でも、「そうだね」とか「大変だったね」とか妻たちにかける言葉は、多様にあります。

 言葉の少ない男性でも、シャイな男性でも、仕事と家庭の両方で苦しむよりは、家庭を天国にする方が、圧倒的に自分の人生を楽しめると思います。仕事は、苦しみや悩みを忘れさせてはくれますが、結局何も助けてはくれないです。

 実際中々できない堅物だった私が出来るようになったことで、2人目の子供が生まれたときは1人目のときの夫婦関係と比べて、かなり改善しました。最初のうちは言葉を振り絞るような感じでしたが、慣れてくれば自分も楽でしたし、妻の考え方も変わりました。何より子供への負担が無くなります。

 幼少期の子供の心理へ悪影響を与えないだけでも救いだと思います。また、どこかで、「妻は、女であり、母であり、小さな女の子だった」を取り上げていきたいと思います。最後までありがとうございました。

 

 

 

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