メダカ

はじめに

 最近のInstagramの皆さまのメダ活報告にゾウリムシ培養が沢山掲載されてました。

 ある方がゾウリムシのアドバイスで私に教えてくださいました。

 ミジンコやゾウリムシは、メダカの活性剤ですよ(^-^)

 つまりこうです。ミジンコやゾウリムシは、メダカの貴重な栄養源ではなく、食べさせたい主の餌を食べさせるために、勢いをつけさせる手段だよ~ん(”ω”)

って感じらしいです。腑に落ちます。

 私がかつて畜産専門技術員であったことは、かなり前の記事で紹介しました。黒毛和牛の技術専門員でした(^-^)。

 現代の黒毛和牛の肥育は、生後7~9か月の子牛(通常業界では、肥育素牛といいます)から肥育を開始します。その肥育期間は、各農場で様々ですが大体18ヶ月~22ヶ月です。そして立派な霜降り肉となります。

 その肥育期間の間に食べさせるべき配合飼料(濃厚飼料)は、なんと4.5t/頭~5.0t/頭です(; ・`д・´)。

 1頭当たりですからね!!まあそれだけ大量の糞尿を排出することになるのですが・・・。

 メダカと同じで黒毛和牛も1頭1頭個性があり、内臓器官の強さも異なり、体格も大差あります。そして毎日毎日配合飼料を食べさせるわけです。人間だったら死んでます。勿論、牛も内臓器官へダメージを受けるので、急にパタリと食べなくなり、やせ細り、最悪死亡してしまうこともあります。

 もうそういう状態になると、餌を飼槽へ給与しても起きては来ません。横臥したままです。

 そういう状態になる前に色々な対策を講じます。そうなってからでは回復にかなりの時間を要するからです。

例えば・・・・

 納豆菌を豊富に含む乾草稲わら、発酵したサトウキビ粕(バガス)、ビール粕を発酵させた飼料、乳酸菌・酪酸菌・糖化菌を含有する生菌剤、パントテン酸カルシウム(ビタミンB6)で細胞のTCAサイクルを活性化させる添加剤、ウルソデオキシコール酸(胆汁酸と同じ役目を果たす)を含む肝臓ケア剤・・・・キリがないぐらいの商品と手段があります。

 牛の好みにあったものが、飼槽で臭いを放つと飛び上がって走ってきます。寄ってきた所を見計らって、残った餌を食べさせたりするんですね(^-^)。

 それぐらい肥育農家は、必死に牛の食欲減退と毎日毎日向き合うのです。肥育技術の世界を話し出すと3万字あっても足らないのでこの辺で・・・。

 メダカも同様です。毎日毎日同じ餌を胃袋の無い消化器官で食べ続けるわけです。様々な環境要因に左右されながら、食欲減退、元気消失、疾病発症したときに、どうやって食べさせたい餌まで動かすか?

 その一例が、ミジンコ、ゾウリムシ、ワムシ等の生餌ということになります。

 早速ゾウリムシ編行ってみま~す(^^)/。

ゾウリムシ

ただいま培養中のゾウリムシです。ゾウリムシの体は下図のようになっているようです。

 以外と細かい構成の真核生物です。かと言って・・・メダカにとって何の栄養源となるのだろうと毎日考えていましたし、意味がないならやらないつもりでした。間違いなく豊富なたんぱく質供給源とはなっているようです。

 タンパク質とは言っても、生タンパク質なので、配合餌とは違い消化に時間がかかり、栄養源として吸収するまでも時間がかかります。

 後はアミノ酸、ビタミンはどうなっているのか?ですが・・・不明です。そこまで分かればゾウリムシの添加の意義が深まるのですが・・・。

 でも冒頭に示したとおり、「活性剤」なのでそういう意味で使用していく方が良いかもしれません。

培養方法

 私の場合は、真冬の真っ只中にゾウリムシ培養を始めたので、プラスチックBOXに水道水を溜めて、メダカ用のヒーターを入れました。これで水温22℃以上はキープできます。

 そうするとBOXに入れるゾウリムシ用ペットボトルの水も20℃前後にはなります(水は、ペットボトルの半分程度まで入れておきます。残りはゾウリムシの種水を入れるために余量を残しておきます)。そしてエビオス錠を各ペットボトルへ投入です。

 500mlボトルに対し1錠なので、1ℓペットへ2錠、2ℓペットへ4錠という具合になります。

 おっとその前にエビオス錠の紹介をしておきます。

 2,000粒ですと1,700円前後で買えるので(私の場合は、ドラッグストア)、1粒1円を切る状況です。

 なんだか・・・ゾウリムシよりこっちのエビオス錠をメダカへ与えた方が良い気がしてきますね(; ・`д・´)。

 超成分豊富です(”ω”)ノ。ビタミンB群もさることながら、アミノ酸がかなり豊富です。今更ながら・・・これ凄いですね。但し、30錠当たりの成分なのでご注意ください。これからは、私も同時進行で飲もうと思っています。

 ペットボトルの水が大分温まり、エビオス錠がグニャグニャになったら、振って攪拌しておきます。

 それから、ゾウリムシの種水の登場です。

この種水をロートを使用して、各ボトルへ投入していきます。

 注意すべきは、あまり欲張って満タンに入れないこと。ボトルの中の水面しか空気にふれる場所が無いので、空気に触れる面積を酸欠防止のために、できるだけ広くとる必要があります。

 後は、光に当てないようにという記事を見かけますが、その成否は分かりません。おそらく日光が当たると水温差で藻が発生してしまい、ゾウリムシの死滅に繋がることを言っているのかなぁと個人的に思っています。

 さあ、後は2~4日程度置いておくだけです。しかし、ゾウリムシの栄養源となるエビオス錠溶解物がボトル底に沈殿してしまうので、2~3回/日は振って攪拌する必要がありますね(>_<)。

おわりに

 気分が悪くなる方は見ないでくださいね(>_<)。

 これは、培養してまだ2日目です。かなり増えました。照明LEDは当たっている状態での培養です。めちゃくちゃ凄いことになってます。

 これは、使い切らない量まできてしまった・・・( ;∀;)。

 後は、メダカの給餌前にこのゾウリムシ君たちをスポイトなどで給与して、下に隠れたままのメダカ君たちを水面まで誘引すればいいですね(^-^)。

 やりすぎは注意だと思います。メダカが捕食しきれないほど多量のゾウリムシを入れるとメダカの容器の中でゾウリムシが繁殖したあげく死滅したときに、メダカまで死滅してしまうからです。

 何事もほどほどが一番ですね。

 最後までご購読ありがとうございました!(^^)!